「なあ、生まれてみて、どうだった?」
「知りたい?それはね・・・」
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この地に集いし、怯え、飢えに苦しむ民衆たちよ……ニルフガード帝国の皇帝エムヒルは、我らの池に攻め入り……
青色山脈までの全ての砦を攻め落とした……
まこと凶暴で、強欲なる侵略だ
北方の民よ、そなたらは危機に瀕しておる!
王が駄目なら、次は神にすがるというのか!
ならなぜ懇願せぬ?
なぜ土がつくほどに頭を下げぬのだ?
今こそ、過去の過ちを見つめ直すのだ!
はるか昔、我々の世界と異世界が交じり合う大変動、
すなわち<天体の合>が起きた……
そして大変動は邪悪な力を生み出した……
すなわち魔法だ
我々はその汚れた力を禁じるどころか、
権力と欲望のために利用したのだ!
そして<天体の合>によって怪物どもが現れた時……
我々は一体何をした? トロール……
そして人狼。
我々は立ち向かおうとせず、その業を忌まわしき者共に背負わせたのだ
そう、ウィッチャー……
幼くして汚れた魔術を教えこまれ、
冒涜的な儀式により肉体を変異させた者達に
奴らは善悪に区別なく怪物を狩り続け、
僅かにあったはずの人間らしさすら、とうに失っている
そうだ。その数は年々減り続けてはいるが、
残った者は未だに我々の血で血を求め、彷徨い続けている。
その存在自体が、我々の恥なのだ!
戦争により北方は血を流している。
戦いは神の鞭、我々の罪への罰だ!
そしてあの、異世界から訪れる恐ろしき厄災を忘れてはならぬ!
満月の夜ごとに空を駆ける、ワイルドハント!
人の子を連れ去る闇の者ども!
次なる<天体の合>の前触れという噂すらある!
我らが再び光へと向かう道は?
どうやって魔術師共を追い出す力を持つ?
<永遠の炎>の温もりの元に集おうではないか!
剣と斧の時は近い!
我々自らが戦うのだ!
<狂乱と蔑視の時>はすぐそこまで迫っている!
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「私を・・・覚えていますか?」
「私は・・・ずっと見守ってきました」
「貴方の運命も苦難も・・・戦いも」
「だから私・・・信じていました」
「貴方が必ず厄災ガノンを打ち倒してくれると」
「ありがとうリンク」
「ハイラルの勇者」
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